愛着障害「ひきこもり…自分をあきらめないで」

春が近くなると
思い出す
ひきこもっていた日々を
二十歳になったばかりで
会社を辞めた
社会に出て1年半
人の中に居られない
社会に出られない
その自分に、春は・・遠かった
生き生きと
新生活をはじめる人達が
まぶしかった
動けない、隠れてる自分が
自分にも見えない 居ない
どうしていいかわからなかった
社会から即離脱した自分を
もうダメだと思っていた
人の目が怖かった
約2年間
家にひきこもり
ほとんど部屋から出なかった
ある日、親がドア越しに言った
「家は、男の子3人ってことにしたから」
私の存在消された
仕方ないと思った
兄弟は皆家を出てて
幸か不幸か、ひきこもる部屋があった
私のひきこもりルール
TVは絶体置かない
無いし
当時、パソコンも携帯もまだない時代
なんのつながりも持てない
徹底して一人、ひきこもっていた
何してたかっていうと
主に、窓から外を見ていた
あやしいやつだった
本を読んだり、
家具動かしてみたり
何か作ったり、寝てたり、
今思うと2年もよく頑張った
頑固なのね、私
ほんとは・・心の奥底で
誰か助けてーーーーと言っていた
あてもなく叫んでいた
誰も助けになんてこないのわかっていた
だから、ずっとこのままでいいとも思っていた
追い出されないか・・ビクビクしながら
で、どうやって脱したかっていうと
自分から出た
ようするに、飽きた
動きたくなった
相当勇気を出して、
恐る恐る出た
長期入院患者が初めて外に出るように
その当時
フリーター、派遣なんて言葉さえなかった
が、金の卵の時代、仕事はあった
それから
いつでも辞められる仕事、
請け負い、出来高の仕事で生きていた
でも
社会に出てるようで、
実は、人とは話さなかった
まだ、隠れひきこもりではあった
春、ピンク色の桜を見ると
そんなだった自分を思い出す
あの頃の私、
一人っきりだったね
初めの1歩、思いっきり勇気出して
少しづつ、少しづつ、ここまで来た
あきらめないで良かったね

 

 

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